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スティーブジョブズの名言と最後の言葉から学ぶ「足るを知る」ことの大切さ

 

スティーブ・ジョブズが生前、瞑想や禅、ヨガの哲学を大切にしていたことは有名です。

スティーブ・ジョブズの葬儀の際には、参列者に、アメリカにヨガを広げたグル(師)であるパラマハンサ・ヨガナンダの生涯を書いた一冊『あるヨギの自叙伝』が配られました。

この本は、スティーブ・ジョブズのiPhoneの中に唯一入っていた電子書籍であるという話もあります。

 

今回は、そんなスティーブ・ジョブズの名言と、亡くなる前に残した最後の言葉から得た学び・気づきについてシェアしていきます。

 

スティーブ・ジョブズの有名な名言

スティーブ・ジョブズの有名な名言の一つに「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」という言葉があります。

とても有名なので、聞いたことがあるかもしれませんね!

シンプルかつ、誰の心にも響く言葉で、自分の今の生活や行動を見直すきっかけを与えてくれます。

 

スティーブ・ジョブズの最後の言葉

「もし今日が人生最後の日だとしたらーー」と考えながら日々の生活を送っていたスティーブ・ジョブズが死の間際に残した最後の言葉を紹介します。

 

スティーブ・ジョブズの最後の言葉

「私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。
他の人の目には、私の人生は、
成功の典型的な縮図に見えるだろう。

しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。
人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた
人生の単なる事実でしかない。

病気でベッドに寝ていると、
人生が走馬灯のように思い出される。
私がずっとプライドを持っていたこと、
認証(認められること)や富は、
迫る死を目の前にして
色あせていき、何も意味をなさなくなっている。

この暗闇の中で、生命維持装置の
グリーンのライトが点滅するのを見つめ、
機械的な音が耳に聞こえてくる。

神の息を感じる。死がだんだんと近づいている。。。。

今やっと理解したことがある。
人生において十分にやっていけるだけの
富を積み上げた後は、富とは関係のない
他のことを追い求めた方が良い。

もっと大切な何か他のこと。
それは、人間関係や、芸術や、
または若い頃からの夢かもしれない。
終わりを知らない富の追求は、
人を歪ませてしまう。私のようにね。

神は、誰もの心の中に、
富みによってもたらされた幻想ではなく、
愛を感じさせるための「感覚」
というものを与えてくださった。
私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に)
一緒に持っていけるものではない。
私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。

これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと
一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるもの
あなたの道を照らしてくれるものだ。

愛とは、何千マイルも超えて旅をする。
人生には限界はない。
行きたいところに行きなさい。
望むところまで高峰を登りなさい。
全てはあなたの心の中にある、

全てはあなたの手の中にあるのだから
世の中で、一番犠牲を払うことになる
「ベッド」は、何か知っているかい?
シックベッド(病床)だよ。
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。
お金を作ってもらうことも出来る。
だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は
見つけることは出来ない。
物質的な物はなくなっても、また見つけられる。

しかし、一つだけ、なくなってしまっては、
再度見つけられない物がある。

人生だよ。命だよ。

手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない
本が1冊あったことに気付くんだ。
「健康な生活を送る本」

あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、
誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートーナーのために、
あなたの友人のために。
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。」

 

あなたの心にはどのように響いたでしょうか?

膵臓がんにより、死を目前にして悟ったスティーブ・ジョブズの残した言葉にはとても重みがあり、ハッとさせられました。

 

スティーブ・ジョブズの言葉から学んだ「知足」の大切さ

ヨガ哲学のニヤマ(日常生活で進んでするべき5つのこと)の中に、「サントーシャ・知足」足るを知ることという教えがあります。

欲に振り回されて生きるのではなく、自分が満たされ、不足はないということに気付き、足るを知る精神で生活しましょうという内容です。

 

「もし今日が人生最後の日だとしたら?」と自問自答し無駄をなくし、日々行動していたスティーブ・ジョブズですが、そんな彼ですら知足の精神をおろそかにしていたことに死ぬ直前に気付いています。

仕事で成功し、限りのない仕事や富での豊かさを追い求めた結果、それ以外のことでは喜びが少なかったと語っています。

瞑想を実践し、ヨガや禅の精神を学んでいたスティーブ・ジョブズですが、ヨガの基本となるサントーシャ(知足)を怠った結果、富や成功という欲を追い求め、死ぬ間際に感じた虚無感を言葉にして残しています。

 

毎日の生活の中で、どうしても目の前の豊かさや、誰かと比べた時に自分にないものに目が向きがちですが、今あるもの、もともと持っているものに意識を向けて、サントーシャ(知足)の意識で日常を過ごすことの大切さを改めて感じました。

スティーブ・ジョブズは、死ぬ時に自分が持っていけるのは「愛情にあふれた思い出だけだ」と残しています。

自分を愛し、周りの人を愛し、大切にすることを日々積み重ねていく努力も同時に必要になり、ニヤマのタパス(自己鍛錬)の大切さも教えてくれています。

 

まとめ

ビジネスで成功し、瞑想や禅で内面を磨く大切さも知っていたはずのスティーブ・ジョブズが、最後に残した言葉の内容は私にとってはショッキングなものであり、改めてヤマ・二ヤマの実践の大切さに気付かされるきっかけになりました。

 

サントーシャ(知足)を練習することは、限りない欲望をコントロールすることにもつながり、ヤマ(日常生活で手放すべきこと)のブラフマチャリヤ(欲望に溺れない)・アパリグラハ(執着しない)ことの練習にもなります。

 

なにか気付きや、思ったことがあればぜひコメントやメッセージでシェアしてくださいね〜♪

 

スティーブ・ジョブズが愛読し、葬儀で参列者に配られたという「あるヨギの自叙伝」↓
国語辞典並の分厚さがありますが、興味がある方はぜひ。


 

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