ヨガ哲学

ヤマを実践するときの鍵は自立!自分軸で生きるということの大切さについて

ヨガ哲学の基本的な教えの一つに、ヤマ(禁戒)があります。

ヨガ哲学を学び、実践していく上で疑問や壁にぶつかることが度々ありますが、その多くは軸がブレているということがあります。

ヤマを実践していくために必要なことを説明していきます♪

ヤマ(禁戒)って何?という方は、先に気持ちを安定させるヤマ・ニヤマ【日常生活で意識するべき10のこと】を読んでみてくださいね。

 

ヤマを実践するときの鍵・大切なこと

ヨガ哲学のヤマ(禁戒・日常生活で気をつけるべきこと)を実践する上で大切になってくることは、『物事を自分の軸で考えるクセをつける』という点があげられます。

譲り合いの精神や、お人好し、思いやりという言葉は一見、人間関係を良好にするために必要と思われがちですが、ヤマを実践するときにその考えを持っていると混乱の元になることが多々あります。

実際にクラスの前後や、哲学講座でいただく多くの質問が『他人軸』で物事を考えているパターンがとても多いなぁと感じます。

 

ヨガは自分を整えるためのツール

体を整えるアーサナや、呼吸を整える呼吸法は自分の体や呼吸を調整するために行います。
(友達や、家族の心身を整えるためにヨガをしてます!という人はいないはず…)

それと同じえで、ヨガ哲学も自分を整えるためにする必要があります

暴力的な人から暴力を奪うために、嘘やお世辞ばかりの人を戒めるために行うものではありません。

 

ヨガは『全てはひと繋がり』という考えがベースにあります。

自分を整えれば、自分と関わる周りに存在するすべての物が整っていくということになります。

そのために、他人を変えるのではなく、自分を変えることが必要になります。

 

ヤマを実践する時の軸は自分に向いてる?

ヨガ哲学のヤマを日常生活で実践しましょう!というと、こんな相談を受けることがあります。

  • 「この発言をしたら相手を傷つけるかもしれない、と思って行動できません。」
  • 「職場にこんな人がいるんです。」
  • 「友達が遅刻ばかりしてきて、自分はいつも待たされるのがストレスです。自分の時間を盗られてると感じてしまいます」

これらは全て軸が他人に向いているということにお気づきでしょうか?

 

・「この発言をしたら相手を傷つけるかもしれない、と思って行動できません。

→非暴力の観点から、相手を傷つけないように意識することは大切ですが、それで我慢し続けて自分自身の心はどうなっているのでしょうか?

まずは、自分が抱えている苦しみや辛さはなぜあるのか、と自分軸で考えてみることが大切です。

自分の抱えている問題を解決するために、自分の環境を整える必要はあります。

でも、それを他人に強要する必要はないはずです。

 

相手が自分を苦しめるなら、相手を変えようとするのではなく、その場から離れる・距離をとる(自分を変えることでできる行動)ようにしてみるのがいいかもしれません。

伝えたいことがあるなら、暴力的にならない言い方で自分の考えを伝えるだけならOKです。

それを聞いて相手がどう行動を変えるか、変えないかは相手の問題です。

 

・「職場にこんな人がいるんです

→その人がどれだけイヤな人だったとしても、その人のことを変えることはできません。

できるのは、その人との関係性をどうしていくか、という自分軸の行動です。

 

・「友達が遅刻ばかりしてきて、自分はいつも待たされるのがストレスです。自分の時間を盗られてると感じてしまいます

→遅れられると困るということは伝えるべきですが、相手を変えようとするのはストレスになるだけなので、自分が変わる必要があります。

遅れてくる友達と会わない、遅れてきてもストレスを感じないように過ごす方法を見つけるなど。

 

変えられるのは自分だけ

ヤマの実践がうまくいかない、悩んでしまうという人の多くは、ベクトルが自分ではなく他人に向いていることがとても多いです!

自分軸で生きることと、自己中心的になることは違います

 

アーサナや呼吸法と同じように、ヤマの実践も自分を整える方法ということを踏まえて日常生活で実践してみてはいかがでしょうか?

ヤマを実践していくことで自分の思考や行動が変わると、その影響で周りの思考や行動が変わっていきます。

あくまでも変えるべきなのは自分で、他人ではないということを頭に入れておきましょう!

 

ヤマを意識していて、うまくいかないなぁと葛藤や悩みを感じたら、他人を変えようとしていないか?と一度立ち止まって見つめてみてくださいね!

ヤマの実践も繰り返し練習していくことで身につくので、失敗しながら日々意識していきましょう♪

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